「すいか」社会ブログ 川端

 例年よりも長かった梅雨もようやく明けて、いよいよ夏本番!「夏を制するものが受験を制す」と呼ばれるくらい、受験生の3年生にとっては大切な時期です。 
 夏といえば、スイカ!暑い日にスイカを食べるのは、夏の楽しみの一つとも言えます。
 そんな夏の風物詩として私たちの生活に馴染み深いスイカですか、その歴史は意外にも古く、アフリカの砂漠地帯で、2500万年以上も前から存在していたとも言われています。
しかし、当時のスイカは甘かったり苦かったりと、味が安定していなかったそうです。
そして、栽培が始まったのは約4000年前のエジプトだと言われており、約3000年前にギリシャ、紀元前にはローマに伝わり、様々な場所でスイカが栽培されるようになったのです。
そんな歴史の長いスイカですが、日本に伝わってきた経緯には諸説があってはっきりとした時代はわかっていませんが、栽培が始まったのは江戸時代後期になってからと言われています。
1697年(元禄10年)に出版された「農業全書」という農事や農法について書かれた書物には、スイカの品種らしきものが記述されています。

 ちなみに受験生のみなさん、「農業全書」とは日本最古の農書として知られていますが、著者は誰でしたか?
正解は「宮崎安貞」ですね。
わからなかった人はしっかり復習しておくようにしましょう。
これからどんどん暑くなって行きますが、体調管理をしっかりして、充実した夏を過ごしましょう!