7月の教室便りより

 期末テストも終了し、1学期もあと僅かです。テストの結果は満足できるものでしたか。

 今回の試験期間中は、いつも以上に生徒の皆さんのテスト勉強の仕方が気になりましたので、お伝えしていきます。

 まず、テスト課題について。
テスト期間に慌ててワークなどをこなしている(埋めている)人がいますが、これは絶対ダメです。

日ごろから習ったときに少しずつ、9教科すべてのワークを復習も兼ねて進めることが鉄則です。

その際、再度解くべきもの、理解できていないものにチェックすることも重要です。

このチェックした問題のみを解き直して深く理解することで、効率よくテスト勉強をすることができます。


 次に、暗記が必要な科目の授業ノートや教材の使い方について。

赤と緑セットの暗記ペンや赤下敷きをフル活用します。(100円均一のお店にもあります。)

ノートには通常の授業中から、重要語句をオレンジペンなどの薄い色で書いていきます。

赤下敷きをあてると、そこが消えて暗記シートとして使えます。

教科書やプリントなどの黒で印字されているものの重要語句は、緑ペンで塗りつぶします。

これも赤下敷きを当てると暗記シートに早変わりです。


 ときどき、一生懸命ノートまとめをしている生徒がいて注意するのですが、ノートまとめは一切必要ありません。

これは時間と労力の無駄でしかありませんし、効率の悪い勉強法です。すぐにやめましょう。


 とにかく、学習に必要なことは、「理解できているか」、「覚えられて(暗記できて)いるか」、つまり「問題が解けるか」これが全てです。

具体的には、ワークやプリントの問題でまだできないものを繰り返し解き直し、解けるようにしておくことなのです。

さっそく今日の学習から、以上の方法を徹底的に守って取り組み、無駄のない学習をしてください。

 7月26日㈪より夏期講習会です。申込書は16日㈮の期限厳守で提出してください。