2月の教室便りより

 早いもので、もう2月です。能登の震災発生から1か月が経ちました。

報道を見ていますと、雪が降るこの季節に暖かい部屋で、温かい食事が取れることが本当にありがたいなと日々、感じてます。


 2月は私立高校入試、公立高校の推薦入試と続きます。

いよいよ受験本番ですね。お伝えしているように、推薦入試を希望する生徒は、12月の初めからこつこつと準備を進めてきました。

そうして提出した志望理由書や内申をもとに、1月の懇談会で受験の可否が決まりました。推薦入試を希望した生徒全員が、受験することができるわけではないのですが、自分の将来を真剣に考える時間を過ごしてくれました。

期限が決まっているなかで、自分のやりたいことや長所、短所などについてじっくり考え、悩みながら文章にすることは大変な作業です。

しかし、その経験から、得たものは大きいはずです。そして、今後の様々な岐路でこの経験が生きるでしょう。


 推薦入試や特色選抜を受ける人は、以前からやりたいこと、行きたい学校が決まってる場合が多いので、学校選びではあまり困らなかったかもしれません。

その逆に一般入試を受ける人は、ぎりぎりまで悩む場合が多いです。偏差値や、校風、距離や進学実績など、情報はたくさんあります。

その中で、選ぶのですからたやすいことではありません。それでも、決めなければいけませんし、もちろん「受かりたい」わけですから、かなり悩むことになるのです。


 そのときに大事にしてほしいことは、その高校3年間で自分がどうなりたいか、どんなことを学び経験したいかを追求することです。

上のような情報も、優先順位をつけて書き出してみると考えを整理することができます。それでも決まらなければ、情報不足ということもあり得ますから、さらに自分で見て聞いて調べてみるといいでしょう。

ぜひ、2年生以下の皆さんは、参考にしてください。


 期末テストが近づいています。今学年の締めくくりですから、9教科すべてのテスト準備を時間をかけて行ってくださいね。