5月の教室便りより

 新学期が始まり一か月が過ぎました。
新しい学校、新しいクラスなど、新鮮な環境での生活には慣れましたか。

 特に、新中1生はクラブ活動も始まりいよいよ忙しい日々がやってきますね。
授業は小学生のときより早く進みますし、課題の量も増えます。
今までして貰えていたことが、自分ですることに変わっていきます。
小学生の頃は、必ず翌日に宿題を出していましたが、中学生になると、期日が決められます。優先順位を考えて計画して学習していきましょう。

 ここでは、度々お伝えしていますが、課題とテスト勉強を合わせた進め方について。
とにかく、学生は勉強第一です。その中心が学校での授業です。
授業でたくさん理解してくれば、後で補う分量が軽く当然、楽になります。稀に、塾に行っているからと気を抜いてしまう人がいますが、それは本末転倒です。

 塾は後で補うまたは、先に準備しておくための場所であり、学校の代わりにはなりませんから、より多く学校で理解してくる努力をしましょう。

 また、「テスト課題が多くてテスト勉強が間に合わない」という声を聞くことがあります。

テスト課題は提出期限を決めるもので、学習する日を決めるものではありません。学校のワーク類は、授業で習ったらその週のうちに復習としてやっておきましょう。

理解が進む上に、提出期限が決まったら、十分に時間をかけてテスト勉強をすることができるのです。

さらに、ワーク類をするときに、分からないものは、調べる、覚える、など理解するまで向き合いましょう。

その都度、対応しておくだけで、スムーズにテスト勉強が進むはずです。その為にも、理解しているかどうかの線引きは、いつも明確にしておきましょう。