10月度教室便り

 夏が終わり、朝晩は肌寒く感じる日もあります。
過ごしやすい季節がやってきたということは、受験シーズンの到来です。
あと4ヶ月で私立入試、公立高校推薦入試、あと5ヶ月で公立高校一般入試と、いよいよ本番が近づいてきています。
 この教室便りでも毎日の授業でも、受験生としての日々の過ごし方や心構えを度々お伝えしているのですが、9月は中3生に対して厳しく注意することが何度かあり心配しています。
もちろん、目標に向かって必死に頑張っている生徒もいますし、順調に成績を伸ばしている生徒もいます。
しかし、塾で学習する姿勢として、授業の受け方、宿題忘れやその取り組み方、小テストに対する準備に対して問題がある生徒には注意をしました。

 誰もがすべてを完璧にこなせるとまでは思っていませんが、それぞれに対する心構えの時点でそれではいけないと気付いて欲しいのです。
これからもその都度、指導していきます。

 ある時、私が「受験生は休日には10時間は勉強しよう。」というと、
「えー、そんなに?」という生徒もいましたが、
「この前、9時間頑張った。もうちょっとや!」と嬉しい声も聞けました。

今の中3生たちが一刻も早く受験生らしくなってくれるよう、私たち講師も必死の毎日です。

 先日お配りした中間テスト対策のご案内は、見ていただけたでしょうか。
各学校間で試験日、修学旅行の日程にずれが大きく、10月4日(日)にしか実施することができませんが、毎日でも自習室で試験対策をすることができますから積極的に参加して欲しいと思います。

 8月に実施した模擬試験の成績表をお返しいたしました。
たくさん見ていただく項目はありますが、合否判定がAからEまでで表されています。
 Aが安全圏、Bが合格圏ですが、努力次第で今のC、D判定をA、Bにすることは不可能ではありません。
 志望校を下げるのではなく、日々、目の前のことに全力で取り組んでいきましょう。
 あと5ヶ月を大切に、「分かって」「できるようになって」進んでいきましょう。