6月の教室便りより

 6月に入りました。

そろそろ新しい学校、新しい学年での生活、学習に慣れてきたころでしょうか。

異例の速さでの梅雨入りで、急に天候が変わることがしばしばです。

そして、マスクを着けたままでの2度目の夏がやってきます。

体調不良になる生徒もいるようですので、十分に準備、注意して過ごしていきましょう。


 今年度初めての中間テストが、5月末に実施されました。

年々、学校から出されるテスト課題が多くなってきているように思います。

これは、教科書のページ数に比例しているのですが、課題は提出するだけでなく、きちんと内容を理解し、自力で解けるかが一番重要なのです。


 その為には、学校の授業時間内でできる限り理解してくることを目指して、学習してください。

そうすることで、塾での予習、復習授業も効果が出やすくなります。

稀に、塾に行っているからという安心感からか、学校での学習や課題が疎かになっている生徒を見受けます。

それでは、本末転倒もいいところですから、とにかく学校での学習を大事にしましょう。


 最近、少しずつ自習室利用者が増えてきて嬉しく思っています。

中3生はもちろんですが、他の学年の生徒も残って課題をしたりと頑張っています。


 以下は、兵庫県の公立高校入試の仕組みについてです。

主要5教科は入試当日の試験の得点を250点満点に換算し、内申点の250点満点と合わせて合否が決まります。

内申点は250点満点で、中3の1、2学期の通信簿から決まりますが、5科目で100点、副教科は150点です。

副教科のほうがなぜ割合が高いのか、と不思議に思われるかもしれません。

これは私の見解でもありますが…、やはり、税金で学校に行かせてもらうには、日々の学習態度や苦手なことにも向き合う姿勢などの勤勉さも含めて評価するという考えがあるように思います。


 受験のためだけでなく、向上心を常に持って学校生活を送って欲しいと思います。

代表 西澤沙彩