「親ガチャ」

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 さて、昨年の流行語の年間大賞は「リアル二刀流/ショータイム」に決定し、トップ10にはオリパラ関連やコロナ関連が半分。

世相をよく表しています。

そのトップ10の中に「親ガチャ」なる言葉が入っておりました。

ガチャガチャで出てくるアイテムのように、親を自分で選べず、当たりハズレがあることを表現した言葉だそうです。

 でも、親からしても「子供ガチャ」だと思うんですよ。

どんな子が生まれるか分からない。

ただし、これにはハズレはない。

生まれた時点でたいていの親は大喜びします。

もう大当たりです。

そして、子供のためにと愛情を注ぎます。

その一つが子供を塾に通わせるという行為です。

ですから、塾生は間違いなく「親ガチャ」当たりです。

中には愛が重たいと感じる塾生もいるかもしれませんが。


 それはさておき、そもそも人生自体がガチャみたいなもんです。

何が起こるか分からない。

入試だって同じ。

志望校が厳しめだと言われたとしても、頑張ればチャンスはあるということです。

逆も然り。余裕があると胡坐をかいていると、……。

いずれにせよ、入試まであとわずか。

気を引き締めて当たりを引き当てましょう。

そして、塾生並びに保護者のみなさんも大当たりの年になることを祈りつつ、今年の授業を始めたいと思います。

国語担当講師 荒柴