私達の日常生活には実に多くの外来語が溢れています。
外来語は歴史と共に日本語の中に取り込まれてきました。
そしてこれらはカタカナ語として日常的に使われています。
でもこれらは全て正しい英語とは限りません。
例えば、お店で『マイバックお待ちですか?』と外国人に言ったとすると、『お前は私のバッグを盗んでいるのか?』と聞かれた気がするそうです。
失敗した時にもう一度挑戦する事を『リベンジ』と言う言葉がありますが、これは英語のrevenge 『報復』にあたるもっと重みのある深刻な意味合いなのですが、カタカナ語の場合は『再挑戦する』くらいの軽い意味で使っているので、外国人には困惑してしまう様です。
完全に日本語でしかない例として、バズる、があります。このバズる、と言うのはbuzzと言う虫の羽の音からきていて、情報があっという間にSNSで拡散する事を言いますが、正しい英語は、This picture went viral online overnight .となります。
次は要注意なカタカナ語です。
マンション、マラソン等です。
マンションは日本で言うマンションの事ではなく、超大金持ちが住む豪邸の事で、トイレも7つくらい、プールがあって、ジムもあって等と言う豪邸の事です。
一方日本のマンションは集合住宅を示す単語ですよね?
その場合はapartment,condominiumと言う英語になります。
マラソンですが、マラソンと言うと外国人は42キロを走るレースと思ってしまいます。
だから昨日子供の小学校でマラソン大会が行われた、となるとえっ?となるのです。
昨日子供の小学校でマラソン大会が行われた、という時は My kid’s elementary school held a race yesterday.となります。
日本語の中には色々な便利なカタカナ語が沢山ありますが、よく理解していないと誤解を招きます。
皆さんも気を付けて使いましょう。
英語担当講師 城